怪談師のとある一日

深夜0時

動画投稿を終え、おもむろに怪談の稽古をはじめる。

深夜1時

幻覚がみえはじめる。(※妄想だと思う)
まぶたを閉じると赤い鳥居が並んでいたり
ふっとすると軍隊の行進する足が見えたような気がしたりする。

深夜2時

怪談の練習を切り上げる。
窓の外でUFOのような音がして本当につらくなる。

深夜4時

シシドの遺骨を抱いたり、寝る場所を変えたりしながら
ようやく眠りにつく。UFOのような音は続いていた。

11時

這いずるようにしてどうにか起床。(朝がよわい)
ほぼすっぴん眼鏡で電車に乗り稽古に向かう。
余談だが小屋入り時のかなでは大体すっぴん眼鏡マスク。
本番までにコンタクト、化粧、着替えを済ませ、直前にブワッと気合を入れて本番に臨んでいる。

12時半

稽古場最寄り駅に到着。コンビニで昼食を買う。(たらこおにぎりとたまごサンドと生茶、リカルデントガムの紫)
最近取材をしてくれている映画大学の学生さんと合流して、稽古場まで歩く。

13時

稽古場到着。
社長の取材が押していて待機する。
事務員でありデザイナーである澤口さんがてんぱっていて心配だった。

15時

ようやく稽古開始。(学生さんには外で待機してもらって本当に申し訳なかった)
バシバシ写真を撮られながら稽古する。
なんと社長はこの後テレビ収録があり、18時過ぎに自宅にタクシーが迎えに来るそうだ。
夏の社長の忙しさを改めて感じる。

17時半頃

稽古を切り上げて食事に向かう。
社長の奥様から、先日なくなった愛猫・シシドに花束をいただく。
本当にありがたい。

18時過ぎ頃

18時40分には自宅に迎えが来るという社長をタクシー乗り場でお見送りする。
その後駅前の喫茶店へ向かい、学生さんたちの取材を受ける。
喫茶店のカウンターにいらした方が「怪談グランプリ……!?」とちらちら視線を向けてくださった。
アイメイクとかしていないことをちょっと後悔した。

20時頃

帰宅したら水道が止まっていた。(※電気・ガスはついている……)
我ながらなさけない。
かなしみにくれながらも良い機会なので温泉に行くことにした。
湯につかりながら怒涛の6月を振り返り、心に整理をつけた。
水道代は明日払おうとこころに誓った。(※6/29昼に払ってきました)

22時頃

お風呂からあがったら社長から電話が入っていた。
今日の収録について色々と伺いながら、日頃の感謝をつたえた。
社長はいつか倒れるんじゃないかと心配しているが、その忙しさの5分の1でも仕事ができるようにならねばと強く思った。

24時過ぎ

帰宅して、お仕事のメールに数件連絡を返して、
あたらしい仕事が決まり、寝た。
夏はたくさん仕事をしたい。怪談師である以上それが務めだと思う。